ギャリーのおはなし

上尾和音 Agario Kazune オフィシャルブログ


謝罪のトナカイ

12/12土曜日、大田区内の木の香りに包まれた幼稚園でみんなのコンサートをお届けしました!


リハーサルの様子

みんことが初めておじゃました園。園のイベント『クリスマスコンサート』に子どもたちはワクワクドキドキ、すこーし緊張。でも一度音が鳴り響くと、表現豊かなおにいさんおねえさんにつられて笑ったり驚いたり、足をバタバタさせたり、あっという間にボルテージは最高潮!

クリスマスコンサートということで、クリスマスソング『赤鼻のトナカイ』を歌って、みんなトナカイになる手遊びも織り交ぜて演奏してる時にハプニング…
最後の最後で歌詞を間違えまして、「いつも泣いてた トナカイさんは 今宵こそはと 喜びました」と歌うところを、「【でもその年の クリスマスの日】 今宵…」と歌ったからさぁ大変!
最後列の中央付近に座っていた女の子が「なんかこのうた変!変だよ!変!ねぇ!変!」と大きな声で私の目を見て仕切りに訴え、演奏中なので先生も慌ててなだめるも女の子は訴え続けます。そう、それでいいんです先生…だって悪いのは歌詞を間違えたギャリーなんだもの。「そうだね、最後間違えちゃって変になっちゃった。ごめんなさい」とちゃんと謝罪をして、「でも、みんながトナカイさんになってサンタさんのお手伝いをしてくれたから、ギャリーが間違えてもサンタさんはプレゼントを無事に届ける事ができるそうです!ありがとう!」とその場を収め、無事(?)に乗り切りました汗

子どもは素直です。正直です。鋭いです。大人には気づかない誤りも子どもにはビビッとわかっちゃう。子どもに誤魔化しは通用しません。みんことのアーティストたちは決してその場しのぎで誤魔化さない、妥協しない、常に高みを目指す精鋭たちが切磋琢磨し研鑽を積み支え合いながら子どもたちに本物を届ける。
だからみんなのコンサートではただ進行する司会ではなく、汗だくでオーバーアクションでしゃべり倒して、歌のプログラムがあれば子どもたちに喜んでもらうのはもちろん、先生たちを泣かせるつもりでしっかりと聴かせる。それがギャリースタイル。なんてね。

終演後、初めてみんなのコンサートをご覧になった副園長先生から「クラシックのコンサートで司会というのがピンとこなかったんですけど、今日のコンサートを観て司会というのが理解できました。特に間違いを指摘した子に対する返しは勉強になりました。私たちにはとてもあんな返しは出来ません。さすがプロの方は違いますね」とありがたい感想をいただきましてた!なんか、自慢話になってすみません。とちったのに褒められて嬉しかったんです笑


この日の衣装は祖父が着ていた背広
少しずつですがみんことの現場も動いています。みんなのコンサートを支えていただいている全ての方に感謝します。

『みんこと』の感染症対策はこちら↓

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