キザなタイトル付けちゃってるけど、人前に出るのが好きってこと。
ひとつ前の記事で書いた歌を選んだきっかけの出来事っていうのが今回のお話。
小さい頃からヴァイオリンとヴィオラを演奏する父がいる事でクラシック音楽が身近な存在で、自然と音楽を好きになりました。小学校に上がっても好きな教科はもちろん音楽。
私が生まれ育った長崎県佐世保市は年に一度、市内の小学校の代表が市民会館に集まる音楽祭が開催されていました。(今もあるのかな?)
私が通っていた小学校は5年生が代表して出演。その年の出し物は『サウンドオブミュージックメドレー』
練習が始まる前に担任の先生に呼ばれて「ソロをやってみないか?」と言われ、音楽が好きだった上尾少年は二つ返事で「やりたいです!」と答えたような…。
そんなこんなで『ドレミの歌』の冒頭のマリアのソロ「さぁ、お稽古を始めましょう〜♪」を歌うことが決まり、みんなよりちょっと前でスポットライトを浴びて舞台に立つよろこびを覚えちゃったのが今の私の原点!
その後、佐世保市制100周年記念ミュージカル『海のサーカス団』のオーディション受け、子供1という役でソロを歌い、中学では合唱コンクールで指揮をしたり、高校では県内の高校が集まる文化祭で「今、裏でバタバタしとって忙しかけん、お前が指揮ば振れ」という師匠でブラス・コーラス部顧問の先生の無茶振りで唯一学生で指揮をし、徐々に徐々に肝が座り今の私の芸風が確立されていきました。
歌もお話も、仕事も仕事でなくても、相手がいてその人を笑顔に出来たらどんなに素晴らしい事か…。
1日も早く混乱の無い日常が戻り、お客さんを前にして演奏が出来る事を願っています!
2016年、公益社団法人 させぼ夢大学『夢のひろば』より
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